USP クリスマス時の荷物遅延 [社会ニュース]
米貨物運送大手ユナイテッド・パーセル・サービス
(UPS)は24日、一部の荷物をクリスマスまでに
配達できないことを明らかにした。
トナカイに扮したUPSの配達員(24日、米ニューヨーク)
駆け込み発注依頼された航空貨物量が、同社の
取り扱い能力を23日に大幅に上回ったことが原因。
同社の担当者、スーザン・ローゼンバーグ氏は
文書で「需要が予想をはるかに上回り、航空貨物量
UPSシステムが自社の取り扱い許容量を超えて
しまった。
しかし、遅延により本日届けられない貨物の
割合は少数にとどまると述べた。
UPSがクリスマスまでに荷物を配達できなかった
のは今回が初めてではない。
しかし、過去の遅延は悪天候や輸送時
のトラブルが主な原因だったが、同社担当者
のローゼンバーグ氏によると今回の荷物遅配
の原因は配達貨物量が多すぎたためで
あると発表。
UPSは23日の取り扱い航空貨物量を
約775万個と予測、そのうち約350万個
がケンタッキー州ルーイビルにある大型の
仕分けセンター処理けされる予定だったが、
結局全部は処理できなかったと言う。
影響を受ける貨物の個数については、
同社は言及しなかった。
配達遅延の荷物の大半は26日に届け
られる見通し。
ローゼンバーグ氏は「ダラス市フォートワース
地区を中心に、23日以前に配達予定だった
荷物の大部分は本日26日に配達される
予定だ」。
また、ピーク時の配達保証は全て受け
付けると説明したが、UPSでは12月11日
〜24日の期間は陸上貨物の配達保証
はしていない。
先週は同社にとってピークの週となった。
航空・陸上合わせた貨物の取扱量は
世界で1億3200万個、1秒当たりの
取り扱い個数は約300個となる。
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