オリックス金子投手、ポスティング認められず 米大リーグ挑戦断念
オリックス金子投手、ポスティング認められず
米大リーグ挑戦断念
24日、国内フリーエージェント(FA)
宣言をしているオリックスの金子千尋投手
(31)がポスティングシステム(入札制度)
を利用しての今オフの米大リーグ挑戦を断念
したことを明らかにした。
昨日、2014年11月24日京セラドーム大阪
でのファン感謝イベント終了後、FAについて
「ポスティングは利用しない方向で考えている」
と話した。
そのため、今回は「国内FA」のみとなり、
今後はオリックスに残留するか、国内の他球団
に移籍するかに絞られる。
金子投手はMLBへの移籍断念の理由を話さなかった
が、今の時点でのポスティング利用は所属球団が
決定権を持つため、断念したと思われる。
オリックスの球団の担当幹部は入札制度を利用して
のメジャーリーグへの移籍は認めない意向を示して
いた。
ポスティングシステムを利用せずに海外移籍が可能となる
次の「海外FA権」取得は4年後となるが、金子は
「今年以上にメジャーに挑戦したい気持ちが出てくるかも
しれない」と海外FA権取得以降のメジャー移籍の可能性を
話した。
また、今後の交渉について「関連する全てのことを色々な角度
から検討したい、中途半端には決めたくない」と時間を取って
十分検討する考えを示した。
▼FA申請期間がスタート
FA権を行使する場合は日本シリーズ終了の
翌日から土、日曜日と祝日を除く7日間以内に
在籍球団への通知が必要で、ことしは11月11日
が期限。
翌12日にコミッショナーからFA宣言選手
として公示され、13日から契約交渉が解禁
となる。
出典
オリックス金子の動向に注目 FA申請期間がスタート
:日本経済新聞
▼フリーエージェント(FA)制度とは
日本野球機構(NPB)組織のいずれの
球団とも選手契約を締結できる
「国内FA」と、外国のいかなる
プロ野球組織の球団も含め、
国内外のいずれの球団とも選手
契約を締結できる「海外FA」の
2種類がある。
「国内FA」権を取得するには原則
として8シーズン、「海外FA」権を
取得するには9シーズンの出場選手
登録日数が必要である。
また、一度FA権を行使して球団と契約
した選手は出場選手登録が4シーズン
に達したときに「海外FA」となる資格
を取得する。
選手はFA宣言したうえで移籍せずに
前所属球団と契約することもできる。
FA移籍が成立した場合、一定の条件下
で移籍先球団から移籍元球団へ金銭補償
や人的補償が必要になる場合がある。
現行制度では、外国人を除く年俸上位
11位以下の選手(Cランク)のFA移籍に
おいては補償は不要である。
出典
フリーエージェント (日本プロ野球) – Wikipedia
一人のフアンとしては日本でプレーして欲しいが
本人にとってはプロであるし、自分の力をMLBで
試してみたいと言う気持ちもあるだろう。
「海外FA」となる資格が取得可能な4年先に
チャレンジして大いにはばたいてください。
その時もお応援しますよ。
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