アギーレ監督八百長関与認定なら「任命責任」問う声必至の情勢 [スポーツニュース]
毎年、スペインリーグではシーズン末は国内
リーグの1部残留をかけた熾烈な戦いが行われる。
2011年5月のスペインリーグの八百長疑惑の渦中
にある現日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)。
2011年のこの時期、既にエルクレスとアルメリアの
2部降格は決定しており、残り1枠から逃れるために
残留争いをしていたのは、サラゴサ、マジョルカ、
ヘタフェ、デポルティーボの4チームだった。
同監督が当時率いていたサラゴサが一枠残った2部
降格可能性のある背水戦で既に一部残留を決めて
いたレバンテ戦での八百長への関与が認められた場合、
日本協会担当関係者に対する「任命責任」を問う声が
噴出する可能性のあることが判明した。
試合結果は、疑惑通りサラゴサが一部残留を決めた。
八百長試合を行った疑いがあると、現スペインプロ
フェッショナルリーグのハビエル・テバス会長が、
今年初めに警察へ調査を依頼。
その結果、スペインサッカー汚職防止検察機関が調査
に乗り出し、関係者の一部を検察機関に呼び出した、
というのが今回の経緯だ。
実際の調査自体は18ヶ月前から水面下でスタート
しているらしく、可能な範囲で、証拠を固めた上
での検察機関が関係者の事情聴取を行っている
状態である。
実際はアギーレ自身は海外在住ということで
事情聴衆は未だ受けていないとのこと。
しかし今後、裁判に発展して有罪となれば日本
代表監督としての職務続行は不可能となる。
協会関係者によれば、同監督の招へいに尽力した
日本協会の原専務理事、霜田技術委員長も責任を
問われる可能性は当然高いという。
現在、欧州滞在中のアギーレ監督は「大丈夫」と
自身の八百長への関与を完全否定しているが、
今スタートして数ヶ月のアギーレ、代表ジャパン
その言葉を信じたい。
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